アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
「お前さ、狙ってる?」
「何を…?」
深く溜息を吐かれ、全く身に覚えがないことを聞かれた。
…狙うって俺は何を狙えば良いんだ。先から何だ。喧嘩売ってんの…あ、違った煽ってんのかって聞いてきたり、今回は狙ってんのかって。
俺がお前を意識的に喧嘩売ってるってことか…?
喧嘩を売ってるつもりは無い。…つまり、『煽る』ってのにはやっぱ他に意味が…??
眉間に皺を寄せ、怪訝な表情を浮かべると、また溜息。
…何なんだよ、もう。
「ベットの上では小悪魔…ってか」
「は?何が」
「お前は男を煽る天才って言ってんの」
…マジで意味わからねぇ。
男限定?男限定の煽るって何?俺に分かるように言えよ。嫌なら直すから。
「意味分かんねぇんだけど」
「じゃあセンセイが分からせてあげないとな?また他の男に食われても嫌だし…」
「はあ?…ん、ぅ…?!」
「ちゃんと舐めろよ?」
口の中に指を突っ込まれ、それがどう言うことか理解した俺は、チュプ、と音を立てながらそれに唾液を含ませていった。
この後に来る行為は想像出来る。何度もしてきたから。
だが、それで何が分かるって言うんだ。
本当俺煽ったつもりなんてねぇし…。つかお前の言う煽るがまず理解出来ていない段階だ。俺は。
「こん位濡れてたら大丈夫か」
「…っんぁ…」
人さし指と中指に満遍なく唾液が絡まると、男らしいゴツゴツとした指が口の中から出ていき、銀色の糸を引く。
俺の唾液で光るその指を、椿は双丘を割って蕾に挿入した。
「あぁ…っ」
昨日無理矢理突っ込まれたせいで切れた所に触れるとヒリヒリする。
でも、昨日の行為もあって指はすんなりと1本は入って行って、2本目もすぐに俺の中に埋まった。
「んぅ…っ、あ、ぁっ」
ニチャニチャとナカで俺が椿の指に絡ませた唾液が音を鳴らす。
指の動きが俺のソコを拡げるそれで、上下左右に内側を伸ばされる感覚。そして、突き刺さる視線。
こんなの知らない。熱を孕んだ目でそんなとこ見られるなんて。
それに我慢出来なくなって頭上にあった枕を引っ張ってきて抱き締め顔を埋めた。
「…お前のナカすっげぇ綺麗なピンク。拡げたらきゅうきゅう俺の指締め付けて閉じようとすんの。抜こうとしたら締め付けが強くなって、絡まって、抜かせてくれない。えろい体」
「…っ五月蠅い…!!」
その、自分でも見れない自分の体の卑猥な言葉が並ぶ実況が聞いていられなく、枕の両サイドを持ち上げ、耳を塞ぐ。
セクハラ酷い奴だったけど、それがこんなに酷い奴だとは思わなかった。
「こんなんじゃあ襲われそうで心配になるわ」
「そんな奴いるわけねぇだろ…?!」
昨日みたいな感じでやってくる奴は…出てくるかもしれないが、俺とヤりたいからって理由で寄って来る奴なんている訳がない。俺とヤりたいなんて相当な好きものだと思う。
あっ、お前も好きものってことか。…お前はただの変態だったな悪い。
つーか、まずそんな目的じゃなくても俺に近づこうって思う奴いないと思う。
「ばーか、俺みたいな奴がお前の前に現れたらどうすんだ。…ま、そんなやつ現れたら俺がぶん殴るけどな」
俺"みたいな"…なぁ…。お前自分がどれだけ頭のねじ吹っ飛んでるのかの自覚もあるのな。
「お前はもう俺のお姫様だからな…?」
「あぁ…っ?!」
2本の指が、唾液が掻き混ざる音を立てながらある一点を探すためにナカで動き始め、下腹部辺りがきゅうぅんってして、熱が集まっていく。
「…ふァ…っ?!!」
「…ここか」
「あっ、あぅ…ッ、ぁ、あ…ァっ」
指の腹がある一点を掠め、大袈裟な位に体が跳ねた。
己の探していた場所を見つけた椿は口角を上げると、そこを重点的に責め立て始めた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
78 / 1113