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ー他のやつに食われねえか心配だなー
愛撫によって普段では想像のできないくらいに高く、甘い声で喘ぎ、細く引き締まっているが柔らかさの残る肉体は艶かしく乱れる。
女に劣らぬ色っぽさは涼だけでなく"男"を煽るには十分すぎるものであった。
涼と体を交える度、その色は増していき、それを間近で感じた涼だからこその心配であった。
まあ、そんなことさせはしないし、襲ったやつは半殺しにしてやるが。
「…りょお、ぁぅ…っ、ぁ、あっ」
「ん?」
整った綺麗な指が昴流のイイトコロを愛撫していると、欲に溺れた声で涼の名前を呼びながら急に昴流が涼に抱きついた。
「…も、いいから…早く、奥っ、奥…ぅ、っ」
「…ほんと、心配だよ昴流」
誰よりも快楽に弱い自分の愛しい人。
それも涼が襲われないかと心配する理由のひとつだ。
「頼むからエロい姿見せんのは俺だけにしてくれよ?」
「う…?」
「はは、何でもない。…よいしょっと」
「ふえ…?」
愛撫していた手を止め、涼はその場に寝転がった。その行動に首を傾げ、ただ涼を見つめている昴流に涼は口を開いた。
「好きなように動きな。やってみたかったんだよね騎乗位」
「きじょー、い?」
「そ。ほら早く」
「…や、俺、重たい…し…」
「お前軽い方だわ。俺を貧弱だって言いてえのか」
「ちが、うけど…」
「じゃあ問題ねえだろ。ほら、早く」
ポンポンと自身の下腹部辺りを軽く叩いて早くするように催促すると、初めてする体位に戸惑いを隠せずも、涼にまたがった。
「…りょ、お…」
「…ククっ、乗っかっただけか?お前がそれで満足できんなら何も言わねえが」
昴流が次はどうすればいいんだという視線を送ってくるのに対し、昴流の好きなようにしろと先言った言葉通りに、昴流が求める答えをいうことはせず、意地悪く笑った。
それに昴流はぷう、と可愛らしく頬を膨らませ「涼の意地悪」と小声でいうと涼のズボンに手をかけた。自分からというのが恥ずかしいのか、恐る恐ると言った感じであったが。
「っ、ぁ、あぁぁ…っ」
下着の中から取り出した涼のそれを腰を浮かせて蕾にあてがい、ゆっくりと挿入させていった。
「くく…すーばる?そんなにゆっくりしてると朝になるぞ?」
「なるわけなーーひゃぁァぁアア?!!」
涼が昴流の尻を軽く撫でる。予想していなかった新たな刺激に、一瞬、昴流の足に入れていた力が抜けた。
一瞬、その一瞬で昴流の全体重が涼にかかり、涼のソレが、昴流の奥深くを抉るように突いた。
その刺激に耐えきれなかった昴流のからは勢いよく精液が出、涼の腹部に飛び散った。
「ぁ、あっ、ひぁ、あんっ、やら…っ、やぁあ…ッ、俺、イって、ぇ…ッ、」
逃げるように腰を浮かせるが、足に思うように力が入らずまた奥を突かれる。
昴流の力では逃げられないそのループは、昴流にずっとイっているような感覚を生ませ、狂ってしまいそうなそれに昴流は泣いてしまいそうになった。…否、半泣き状態であった。
「りょおっ、も、やら…ぁあっ、たす、あぅ…っ、たすけ…っ」
涼に助けを求め続ける昴流。
自分しか今昴流の瞳には映っていないことに涼は満足を覚え、「ククッ」と喉を鳴らした
「そうだな、俺もそろそろイきそうだし助けてあげる」
「やぁぁあァアぁあっ…?!!」
昴流の腰を掴んで、下から突き上げる。
奥を突く度、きゅうきゅうと肉壁が涼のを締め付けた。
「ぁっ、あうっ、おれ、も…っ、イく、ぁっ、ァんっ、イっちゃ…ぅ、」
「…ん、俺もイきそ」
「っひぁぁ…っ?!ぁ、ふぁ…っ、ぁ、ぁぁああぁぁあァあ…っッ」
「…っ、く…」
体を大きくそらせ吐精すると、へたりと涼の上に倒れる。
涼もそれとほぼ同時に果て、部屋には荒い呼吸の音だけが響き渡った。
「…りょ、う…」
「…ん?」
「…おれ、涼のことちゃんとみてる…からね…、俺が、一番すきなの、涼だからね…」
「…っ、」
「だい、すき…」
重たい体を起こして涼にキスをしヘラリと笑うと、酔っていた上、媚薬を飲ませ無理をさせた体は疲れがピークに達してしまっていたようで、そこで昴流は意識を手放してしまった。
「…嗚呼、糞…本当お前は…」
意識を手放す間際に消え入りそうな声で言われたそれに涼は勘弁してくれ、と頭を抱えた。
自分のことには鈍いくせに、こう言うときだけ妙に鋭くて。欲しい言葉をピンポイントで言ってくる。…本当、敵わない。
ーそんな昴流だからこそ、自分はこんなにも彼に溺れているのだろうー
「俺も愛しているよ、昴流…誰よりも」
ー俺がこんなにも人に執着するのなんてお前が最初で最後だー
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