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「…はは、昴流から押し倒してくれるなんて夢みたいだけど…、俺少し汗かいてるから…さ?」
「…良い、からそのくらい」
まさか俺が押し倒すとは思っていなかったのか、少しだけ涼が慌てている。
俺をイかせなかったのは意地悪だったけど、意地悪無しで本当に風呂に入ろうと思っていたのだろう。
「…ちょ、昴流…っ?!」
「……早くシたい…」
涼が穿いていたジーンズのチャックを開けて下着から取り出したそれに顔を埋める。
今の俺は涼にどう映ってるんだろうか。男のもん咥えて、早く早くと強請るどうしようもない奴と映ってるんだろうか。初めてするこの行為に、躊躇いないどころか、どこか興奮さえもしている俺。
…マジで俺、女みてえだな。
「……っ、昴流、そんなに俺とシたいの?」
「…ん、シたい…、きもい…?」
「何で?嬉しいよ。お前から誘ってくれるなんて滅多にねえし。…嗚呼、そう。そこすげぇ気持ちいい。上手」
「ふぁ、ん…っむ…」
奥まで入れるのは出来なかったから口と手でそれを扱く。フェラってどうすれば良いのか変わらないけど、取り合えず自分が好きなとこを中心に刺激を与えていく。
慣れていないソレに少なからず感じてくれているようで、褒めるように俺の頭を撫でた。
「視覚的なものもあってやばいな…、っ、昴流…そろそろイくかも。口離して」
「ん…っ」
「こら…」
逆に、自分が今入れられる限界までそれを咥えると涼が困ったように笑った。
「初めてなんでしょ、無理しなくて良いから」
「…無理、してないから…出して。…嫌?」
「嗚呼もう…本当この子は…」
こてん、と首をかしげると涼がまた困ったように笑った。
「嫌だって言う訳ないでしょ。…どっからこんなこと覚えてくるんだか…いや天然物か?狙ってやってないのはそれはそれで心配になるな」
「ふぇ…?」
「何でもない。…昴流もっと奥まで咥えること出来る?」
「お、く…?」
「そう、無理ならしなくても良いよ」
奥…。おえってなるくらいって事だよな?あれ、でも吐くってあんま聞いたことないし、吐かないんだろうか。
…苦しいのは嫌だけど涼の、なら…良いかな、涼がそれが良いなら…うん、
「がんば、ってみる…」
限界だった深さよりもちょっと奥まで咥えてみる。…ちょっと苦しいけど我慢できない苦しさじゃなかったらもう少し深くまで入れてみる。けど、やっぱり一番奥までは入れることが出来なかった。
「やっぱ最初は無理か…。ちょっとずつ慣らしていこっか」
「ん…っ、ぐ…」
「…っ、ぁ…、喉しまってすげぇイイ…、無理になったらやめろよ?」
「ぅ…ん…ッ、だいじょうぶ…」
「…そう、良い子…」
「はぁ…」と熱の籠った吐息が時々聞こえて、感じてくれているのが分かって苦しさ以上に嬉しかった。
「っ、昴流…、悪い出る」
「…っ、?!ぁぐ…っ、ん」
暫く口淫を続けていると俺の頭を撫でていた手に力が入って、その直後、ドロッとした苦いそれが口の中に広がった。
「…ほら、吐き出して」
手に届くところにあったティッシュボックスに手を伸ばし、ティッシュを1枚取ると俺に渡してきた。
それに俺はふるふると首を横に振って、ゴクン、と喉をならした。不思議と涼のだと思うと抵抗なく飲み込めた。
「きもち、よかった?」
「…ああ、すげえ良かった」
「そう…、ん…、嬉しい」
飲みきれなくて口元を伝う精液を拭って、舐めとる。苦くて出来れば飲みたくないそれを愛しい人のだと思うとこんなにも簡単に飲み込めるのだから不思議なもんだ。
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