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「…さて、次は俺の番だな」
「わぅ…っ、」
「ここまでされて"1人で"風呂入ってたら男として失格だよね」
俺を抱き上げるとそのまま風呂へ直行。
え、待ってなんで風呂?
「一応ホテルだしねー。ベット汚すわけにもいかないし。いやーユニットバスじゃないホテル取ってて良かったよ」
「俺もう入った…」
「はは、また汚れるんだしいいじゃん」
「う…」
そう言われると何も返すことができない…。
「…今回だけだからな」
本当は、音が響くから風呂でしたくないけど…。
「ありがと」
そう言って俺の額にキスをすると、せっせと服を脱いでいく。俺もそれにつられてついさっき着替えたばっかの寝間着を脱いでいった。
「いやー、はは、1度してみたかったんだよね。鏡越しのセックス」
「…は?」
「湯船に浸かりながらするのも有りだよね」
涼のその爆弾発言…いや、変態発言?に風呂場に入ろうとした足が止まる。
そうだ、音とかそういうのよりも前に風呂には鏡があるのが普通で、つまりそういうことだ。…なんで忘れてたんだ俺…。
「やっぱ、風呂でヤんのはー…」
「嫌って言わせると思う?」
「ですよねー」
…嗚呼、俺の馬鹿。
「っはぁ、ん…っ、ん、やら…やぁ…ッ」
「すーばる?ほら、顔そらさない」
「んゃ…っ、ぁ、」
さっさと洗い終わらせた涼は、先の発言通り自身の膝の上に俺を座らせて、鏡の前で俺を愛撫した。
元々イっていなかった俺のソレは、愛撫が始まってすぐに己の限界を主張するように蜜が溢れだした。
自身の痴態を見てられなくて顔を鏡からそらすと、涼の手によって視線を戻され、鏡に写った自分と目があった。
「…ぁ、や…っ、やだぁ…ッ、」
欲情しきって、溶けきったその顔に羞恥が芽生え、泣きたくなった。
「すっげええろい顔してんの分かる?いつも昴流こんな顔して俺に抱かれてるんだよ」
「しら、ない…ッ、知らないっ」
「…けど、イくときの顔はもっとエロくて可愛い」
「~~っ…ぁあぁ…ッ?!や…速く、しないで…っ」
俺のを扱く手が速くなり、すぐ目の前まで来ていた絶頂に追いやっていく。それも俺が顔をそらさないように、手で顔を固定させたまま。
「…ほら、目閉じないでちゃんと見て。自分がイくときどんな顔してるのか。自分がどれだけ男を煽る顔をしてるのか」
「ぁあ…っ、ぁっ、やら…、イっちゃ、うからぁ…ッ」
「…良いよ。イって自分の顔を見ながら…ね」
「んぁあ…っぁっ、やだ、やだぁ…ッ」
女みたいに快楽に溺れ、紅潮した顔で喘ぐ目の前のジブン。ソレは、手淫が良いところを掠める度に色を強くしていく。
自分の顔なのに自分じゃないみたいで、鏡の中にいるそいつに、侵されていくような、そんな感じがした。
…嗚呼、ヤバイ。これ以上見てたら、どうにかなってしまいそう。
「…こら、目を閉じたら駄目って言ったでしょ」
「も、でき、なぁっ、ァ、あっ、ァン…っ、」
「…昴流、1回だけ」
「ふぁあ…っ、ぁ…っ、」
耳元で、優しい声で囁かれる。麻薬のような脳を麻痺させるその甘い声に操られるかのように、俺の目はまた鏡のソイツを捉えた。
「良い子」
「っぁぁあァァあ?!ぁ…っ、駄目、駄目、ぇ…ッ、~っ、ぁ、ァァぁんっ、…っぁあ…、」
扱きながら敏感な先端を弄られ、抑えていた物が外へ勢い良く溢れでて鏡を汚す。
イった直後のソイツは、だらしなく開けた口から飲み込みきれなかった唾液を溢し、目をトロンとさせ恍惚に満ちた表情をさせながらイった余韻に浸っていた。
ー女、みてえな顔…ー
男らしさの欠片もないその顔に、笑えさえもした。
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