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「ふふ…可愛い…。女の子みたいに潮吹く昴流可愛い…。動画に収めれば良かった」
しにたいって4文字に頭が占領されている俺をよそに、幸せそうに俺に抱きつく涼。お前は人の粗相を撮る趣味まで有ったのか。
…そうじゃない。突っ込むとこはそこじゃない。
「しお、ふき…?」
「可愛かったよ昴流」
しおふき…?…潮吹き??女がするアレ…?俺男だぞ?
「男でもするの知ってた?…まあ、全員ができるものじゃ無いらしいけどね」
「う、そ…」
「本当」
…男なのに出来る…?初めて聞いたぞ。でも、そういう知識は涼の方が豊富…嘘は言ってない…?
じゃあ、俺は漏らした訳じゃなくて、その…潮吹きをしたってこと?
「気持ち良かったデショ?」
「あ、うぅ…」
狂っちまうくらいにヨかったですよ、そりゃあもう。
…いや、違う、問題はそこじゃない。女しかしないと思っていたソレをして、漏らしたんじゃなかったとしても別の恥ずかしさが有るわ。
「もうしたくない…」
ぐりぐりと涼の胸板に頭を押し付ける。こんなこともう2度としたくない、しない。
「ざーんねん。可愛かったのになぁ…」
「かわいく、ない…っ」
「えー、最高に可愛かったよ?気持ち良すぎて呂律回ってない所とか、潮吹いてる時に女の子みたいに腰浮かせちゃうところとか…。漏らしたと思って顔を真っ赤にしてる所とかも…」
「…っ、あー、あーあー…!聞こえない…っ!」
「…っふふ、可愛い…」
耳を塞いで子供みたいに聞こえないフリをする。もうやだ…。恥ずかしいこと語らないでよ。
「…も、涼なんて…ッ」
「俺なんて…、何?」
「あ、う…」
照れ隠しで言おうとしたそれを、ハッとなって寸で止める。
駄目。嫌い…とか絶対言ったら駄目だ。
それだけは言ったらいけない。
「……ばか、あほ…」
「酷いなぁ…」
思い付く餓鬼みたいな暴言を吐いていく。
意地悪で、俺が恥ずかしいと思うことばっかりして。
「…すき…」
けど、それでも俺は嫌いになれなくて、そんな涼に溺れてる。
「くく、かわいー」
「…んぅ…っ」
「俺も大好き」
涼は嬉しそうに顔を綻ばせると、俺にキスをした。
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