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(真琴ver.)
スーパーから帰ってきたら何故か2人で晩ご飯の用意をして、何故か楽しく食卓を囲んだ。
いつもだったら俺が1人で作って、1人で食べて、真咲は朝帰りばかりだった。
どうしていきなり真咲が優しくなったのかは謎だが、せっかく甘えられるチャンスだ。
甘えられる時に甘えておこう。
「真咲、食器下げるよ。」
「あ、待って。食器ぐらい自分で持っていけるし、洗える。真琴は座ってろ。」
「え〜?今まで一度だって洗ってくれたことない癖に〜ッ!」
「うん、だからごめん。これからはちゃんと自分で洗うから。」
真剣な顔をして謝ってくる真咲。
これって冗談じゃないのか?
「え、本当に言ってるの?マジ?」
「うん、まじ。」
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
本当になんなんだ……。調子狂うよ。
いきなり優しくしてきて、何を狙ってるんだ…。
「あ、でもご褒美欲しいな。」
え…?
まぁ、やっぱりそうなるよな、なんだろう。怖いなぁ。別れてくれとか…?ははっ…。
「なに?」
すると、真咲に手招きをされて、誘われるがまま真咲の正面へ立った。
なんだ…?
「目、瞑って?」
「え、うん。」
「愛してるよ、真琴。」
…!? なッ〜〜〜〜!
こう耳元で囁かれた次の瞬間、唇を奪われる。
「ン…。んん…、ハッ、ふぅ…、ンンッ…」
そして、深いキスをされた後にもう一度「愛してる」と囁かれ、抱きしめられた。
愛してると呟くぐらいなんかじゃ物足りない。
君を、愛してると叫びたいよ。
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