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数字松 - 一松 × 十四松 - ( 一十四 ) 【 終 】
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_ 一松が回復した後のお話 。
≪ 一松 side ≫
十四松が街の人と話をしたらしく何故か 街に馴染めるようになってしまった 。 あんなに 怖がらせたり 、 子供達を殺してしまったのに 。 どうしてなのだろうか 。
「 吸血鬼さん ! 血 、 あげる ! 」
「 あげる ! 」
夜 、 薄暗い電灯の下で 子供達が二人 、 近づいてきた 。 また殺してしまうのではないかと不安に駆られるも普通に 、 接してみる 。
「 痛いよ ? 」
「「 平気 ! 」」
" 平気 " と言ってはうっすら笑みを見せてくる 。ゆっくり一人の子供の首元に顔を近づければ カプ ... っと噛み付く 。 優しく 。 そしてもう一人の子へ ... 。
二人とも終われば軽く手を振って " さよなら " と 。
_何故 、 こうやって馴染んでいるのだろうか 。
「 一松兄さん ! 」
後ろから聞こえる愛しい相手の声 。 振り向くと 手を振って呼んでいる様子だった 。
「 十四松 、 どうしたの ? 」
軽くキスを交わして 、 微笑む 。 用事は " 執事が呼んでる " とのことだった 。
十四松と僕は付き合っていて 、 一緒に住んでいる 。 街の皆とも馴染めて 、 仲良し 。 独り寂しかった生活からは抜け出せ 、 嬉しい 。 そう ...
_ 独りぼっちの吸血鬼は恋人と街人と仲良くなり 、 楽しい生活を送ったとさ 。
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