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速度松 - 著炉松 × 遅松 - ( チョロおそ ) 【 2 】
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誰だかわからないからとりあえず父のところに戻ろうとする 。 だが 、 " 自分と同じ顔 " の知らない相手がまた引き戻す 。
「 ねぇ 、 助けて ! 」
そうやって言う声もなかなか響かない 。 あたりは人だらけで賑わっている 。 そんな叫び声に近い声でさえもかき消す人混みなのだから父の姿などすぐに見えなくなった 。
_ そして
黒の車に乗せられ 、 アジトというか普通の家に連れてこられた 。 ここがどこなのかも 、 相手が誰なのかも全くわからない 。 ついてきたのではない 。 つられてこられたのだ 。
「 ねぇ 、 誰 ? 」
「 僕のこと覚えてないの ? チョロ松だよ ? 」
「 え ? ... 」
相手の " 覚えてないの ? " という言葉が気にかかった 。 前にあったことがあるかって考えたが全くわからない 。 とりあえず 、 名前が似てるし もしかしたら相手側が何らかと間違ってるのではないかと思う 。
「 俺はおそ松って名前だけど 、 わかんないかな ... もしかしたらさ 、 探してたりするの俺じゃないんじゃない ? 」
なんて軽い口調で聞く 。 すると小さく息を吐いて相手は ... チョロ松はこう言ったのだ 。
「 俺たちが探してるのは小さい頃にいなくなった " 松野 おそ松 " 。 僕の相棒でもあるの 。 ね 、覚えてない ? おそ松は 僕たちの兄弟 で 長男 ! ... これ見てよ ! 」
見てと言われ渡されたのは " 松野おそ松 " という名の子供を探して欲しいという紙であった 。
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