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速度松 - 著炉松 × 遅松 - ( チョロおそ ) 【 5 】
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≪ 著炉松 size ≫
「 え 、 おそ松兄さん ... 。 起きて 、 た ... ? 」
練習なんだっていえば言えばいいだけなのに 、 何故だかその言葉が出ない 。 起きていたということに驚き 、 いうどころの話じゃないんだと思う 。 だが 、 顔を赤くしている相手を目の前に 、 練習だと切り捨てるのも嫌だ 。
_ もういっか 。
ふと出てきたのはその一言だった 。
「 チョロ松 ... 。 」
「 おそ松兄さん 、 さっきのは全て本当だから ! 気持ち悪いだとか 、 好きじゃないならフっていいよ ... いや 、 フるのが普通 、 なんだし ... 。 」
相手から離れ 、 ベットから降りそのまま立ち尽くす 。 マフィアだからと恋愛関係は全て関わらないようにしていた 。 それを弱みだと思われては嫌だったから 。 けれど今は仕方ないんだ 。 練習だと思って言ったのがまさか聞かれていたのだから 。 どんな反応 、 返答であれ何も思わないしようと最初からマイナス的思考でいる 。 そうすれば落ち込んでもあまりショックは受けないで済むからだ 。
「 ... チョロ松 。 フるのが普通だとか思わないで 、 」
そっと手を引かれて抱きしめられる 。 緊張しているのか相手の心拍が早い 。 そして ... 。
「 俺はお前のこと好き 。 マフィアだから大変だろうけどさ 、 付き合って ... ? ... あんまり面には出さないから ... 」
ぎゅっと抱きしめ 、 消えそうな声で淡々と話していく相手 。 面に出さない 、 そう言われても ... 。 なんて思ってしまう 。 万が一バレてしまったら 、どうしようか 。 兄弟 、 敵 。 おそ松と付き合ったことがバレて 、 それが弱みだと思われ 、 上手く利用されたら ? ... どうしよう 。そうやって深く考えてしまい悩むも一旦何も考えないで答えを出す 。
「 おそ松 、 ... 付き合って ? 僕と ... 。 色々巻き込んだりしても守るから 、 お願い 」
相手を見つめそう言えば 軽く頷いて 、 微笑んでくれた 。
ちゅ 、 っというリップ音を鳴らし口付けを交わし 、 抱き合った 。 うっすら顔を赤くしてる相手が可愛らしく思え 、 " 可愛い " と何度も繰り返し 、 逃げ回られるのもまだ先の話 ... 。
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