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速度松 - 著炉松 × 遅松 - ( チョロおそ) 【 8 】
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≪ 遅松 side ≫
チョロ松はすたすたと街を歩いていく 。 追いかけるように走ろうとした時 、 後ろへ手を引っ張られる 。 それはチョロ松曰く 、 数十年前に俺を連れ去った人物だった 。
「 ... ねぇ 、 なんで俺から離れるの ? 」
「 ... え ? ... 俺が好きなのはチョロ松 、 だから ...... 。 てか 、 お前のものになった覚えなんてない !! 」
そう言った瞬間口元にハンカチを押さえつけられる 。 睡眠薬でも染み込ませているのか 、 そのまますんなり意識を手放した 。
* * *
≪ ××× side ≫
「 おそ松 ... 、 俺から離れないで 、 」
近くの路地裏連れ込み 、 ぎゅっと抱きしめる 。 相手は寝ていて 、 何も抵抗しない 。 目を開けても抵抗せずに 、 離れないでくれたらいいのに 、 なんて思うものもすぐに壊されるんだと思っている 。 けれど欲しい 。 おそ松の全てを 。
「 ... んんっ ...... 、 チョロ 、 松 ... っ 、 ... 助けて ... 」
寝言なのか分からないもののしっかりそう聞こえたおそ松の声 。 そんな好きな相手に " 助けて " なんて言ったって 来るわけがない 。 連れ去った時1人だったんだ 。 どこにいるかなんて分からないだろ 。 いっそこのまま ... 。
_ " 殺してでもいいから俺のものに " __
ポケットからナイフを出す 。 そして寝てるであろう相手の首元にナイフの刃を当てる 。 すると ... 。
「 ねぇ 、 殺してもいいけど ... 俺の恋人さんがお前を殺しちゃうかもしれないよ ? 」
にこっと笑ったその表情にはどこか真剣な目で 、 恋人を待っているような表情も含まれていたのだ 。
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