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幸人side
シロを持ち上げて階段を降りるとシロが俺の服をつかんで肩に顔を埋めている
んー...いつもはインターホンの画面確認しないんだけど...
コイツの言ってた事も気になるし...確認するか...。
玄関のドアとは真逆のリビングに向かいインターホンの画面を確認する。
...誰だこいつ。
幸「はい。」
にしても綺麗な顔だな...。
なんとなくシロに似てる気がする...
...シロの父さんか?
「すいません。
こちらに秋山白夜はいませんか。」
ビンゴ...!!!!!!!
白「っっ...」
あれ、でも確かコイツは父さんに虐待されてて包丁持って追っかけられたとか言ってたよな。
...逃げてもこいつは足が遅いはず...なら捕まえられたんじゃ...
いや待て待てそれよりコイツの存在は隠しといた方がいいよな...
幸「誰ですか?
そんな方知りませんけど。」
「...そうですか。
おかしいですね...昨日の夜、白夜の後を付けてみたら1人の男性に拾われてこの家に入っていくのが見えたのですが気のせいでしたか...」
あ、バレとる。
幸「気のせいじゃないですか?
では失礼しますね。」
...門こえて入ってこないよな...?
一応すべてのドアの鍵は閉まってるけど...。
...そうだ。
こういう時はサツに連絡だ。
...いや、この場合俺がやばくね。
あっちは子供を探してたって言えば大丈夫だし。
それで俺が嘘つきって事になるだろ。
ヤバイ、俺逃げ道無し!?
おいおいおいおい。
俺一応社長だぞ。
大企業の若社長だぞ。
これ俺捕まったら絶対テレビに流れるだろ。
父さん母さんにかなりの迷惑じゃねぇかよ!
白「ユキさん?」
幸「あ?」
白「僕...いる...迷惑?」
そうだ。ここで突き放せば俺は逃げれるんだ。
よし、心を鬼にしろ...
幸「いや、全然?」
うん...ごめんね、俺の心...無理だわ。
ピーンポーン
幸「まだ居たのか!お前の父さん!」
白「ごめ...なさ...」
中「先輩、腹減った。
なんか作って。」
幸「お前かよ!!!!!!!」
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