アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
水族館
-
白「ふぁぁあ...!!」
あの病院から半年程経ちクリスマスも年越しも一緒に過ごしなんとかシロの爪も生え揃って両親にも紹介でき今日は運動がてら水族館に来た
身長は未だに伸びず体重は半年でやっと3キロ増えた所だ
やっぱり栄養なども考えたりすると胃袋の小さいシロに大量の食べ物を食べさせるのは一苦労だったりする。
それに爪が生え揃ってから家の中で運動と言って結構動き回っているので体重が減ったりする事の方が多かったり
でもなんとか筋肉はうっすらついてきたし歩く事もそれ程苦では無くなってきたらしい。
幸「これ、探したら景品貰えるらしいぞ」
白「けい、ひん?」
幸「プレゼント」
白「プゼレント...」
あと一つ気付いたこと、言い間違いが多い。
可愛いけどさ...
サ行など怪しいが単純に舌足らずなのも関係するの...か?
ゆっくりと歩いて館内に入る前にイルカの銅像で大はしゃぎしていたシロだが本物を見たらコイツはどんな反応をするのだろうか...(笑)
チケットを貰い中へ入る
白「お帽子...取っていい?」
幸「いいよ」
フードを取ってチケットの魚の写真を見ているシロの乱れている髪の毛を少し整える
これで今年20だもんな...傍から見ればまだ小学生...
こういうのなんて言うんだっけ...
中島が言ってたこと...
合法ショタ?とかなんとか...
まぁそんな事どうでもいい。
手を繋いでエレベーターに乗って下に降りるすると薄暗い所に出て早速と言わんばかりに魚が現れた
白「...二モ?」
幸「そう、魚の種類はクマノミって言うんだって」
最近平仮名がやっと読めるようになってきたがでも50音の3分の1程
人って字が読めないのに言葉は話せるから面白いよな...
進んで止まってを繰り返してイルカショーが始まる時間になったので
シロにカッパを着せて前の方に座る
白「喉...カラカラです...」
幸「ちょっとぬるくなっちまってるけど、それでもいいなら、ほら」
ペットボトルを支えてシロの背中を支える
1回飲み物を飲ませたらペットボトルを落としそうになるわ背もたれ無かったから体ごと反り返って後ろに落ちそうになるわ本当にコイツは色んな事が下手くそだ。
白「っはぁ...ごちそうさまです」
幸「ん」
俺も飲んで開始時間までの時間を見ると一分切っていた
シロにカッパのフードを被せて自分も被る
すると女の人が出てきてイルカが放されたのか空だった水槽の中に大きいイルカが三匹くるくると回っている
白「いるか!!」
目をキラキラとさせて胸の前でパチパチと手を鳴らして俺に「見て見て」と言ってきている
俺も相槌を打ちながらショーを見た
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
32 / 40