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閉められた扉を叩くことを諦めて部屋の奥に進むと、どうやら寝室になっているようで、見慣れたシルエットに胸が、締め付けられた。
「ハ‥‥ミド?」
すると、その物体は身体をビクッと起き上がった。両手は前で手錠に拘束され、目隠しをされ、口をテープで止められていた。手錠はどうやっても無理だけど目隠しと口のほうは外してあげられた。
声を掛けようとすると、乱暴に背を向け「シオン、今すぐ俺から離れろ。」と怒鳴られた。
その声はえらく切羽詰まったものだった。
「カリフさんのせいですか?」
大きく頷き、恐ろしい事を言われた。
「拷問用の媚薬だ。丸一日は恐らく抜けない。時間が経つにつれ理性が飛ぶ。」
ハミドは至極真面目な顔で、サラッと口にしているけれど、拷問用、なんて何で知っているんだろう。
「どうすれば楽になる?」
「俺には構うな、シオンを傷つけたくない!」
どうしたらいいのか分からなくて、寝ているハミドの髪を撫でてあげたけど、それすら辛そうにしているから、ベッドから降りて、首元のネックレスを服の上からぎゅっと掴むと少しだけ落ち着いて静かに座っていた。
冷静になると周りも見えてくる。
窓は外から全部塞がれ電気も外されていたから、真っ暗でどれくらい時間が経ったのか、そして外はどうなっているかも分からない。
着信が鳴って、無造作に携帯が転がっていたことに気がついた。ハミドのだ。出るとカリフさんだった。
「やぁシオン、ハミドはどうかな?」
「カリフさん、ひどい!ハミドは苦しそうだよ。あの拷問用の媚薬、早く何とかしてあげてよ。」
「あれれ?それ、私のせいかな。ハミドから聞いていないの、媚薬の抜き方。」
「抜き方、あるの‥?」
「もちろんだとも。あれは塗り薬だからね。首筋や乳首、あとはハミドのものを舐めてあげれば簡単に収まる。勿論、肌が吸収してるから時間が経つと抜けるのも遅くなるけれど。まだ意識はある?」
「かろうじて…。」
口をヒューと鳴らすように母国語で何か言っているけどわからない。
「意識が飛ぶと、きっともっと苦しくて可哀想な事になるから、早くしてあげたほうがいいと思うよ。」
向こうでハァー、ハァーと呼吸が荒くなるハミドが可哀想になり、携帯を切るとハミドを抱きしめた。
「シオン、止めろ!俺から離れろ。」
顔を伏せて全身で拒絶をされるが傷ついている場合ではない。
ネックレスを服の上から掴んで決心すると、もう一度抱きついた。
とにかく全部舐め切らないと、舌を這わせ首筋から急いで舐めていった。
「シオン、やめろ!」
ハミドの拒絶に胸が痛くなる。
「煩い!」
声を荒げて俺は一気にまくし立てた。
「ハミド、今日は何だか情けないよ。俺が何とかしてあげるから、大人しくしていて!」
目を丸くしたハミドは口を少し開けじっと俺を見ていたが、諦めたようにため息を吐き少し落ち着いた口調になった。
「…勝手にしろ。」
拒絶の言葉は口にしなかった。
ハミドの服を脱がせ、久しぶりに見る立派な大人のような身体を見てうっとりした。
首筋、乳首、丁寧に舐めとって行くと、身体が苦しいのか顔から汗が噴き出していた。汗も舐めとってあげたかったけど一刻を争う気がして、舌を動かす速度を早めた。
凶悪そうにそそり立ったものを、躊躇いもあったが覚悟を決めてパクッと口に含んだ。
「くぅっ…。」ハミドは奥歯をガッチリ噛んで必死に堪えているようだった。全部は口に入れられないので、舌を這わせ少しずつ舐めていく。
舌はだいぶ疲れてきて、感覚も麻痺してきたが、ランニングハイみたいに高揚してそのままやり遂げられそうな気持ちになっていた。
この行為も慣れてきて、根元を丹念に舐めたり先っぽを吸ったり、青筋に舌を這わせて舐めたりしているうちに、ズボンがきつくてそこを確認すると俺のも勃ち上がり、気がついたら腰を振ってひたすらハミドのをしゃぶっていた。
ハミドも気持ち良さそうに短く呼吸を繰り返していて、それがより一層興奮する。
「シオン‥っ‥出るっ‥口、離せ。」
その焦った声がたまらなくセクシーで、ハミドのものを奥まで咥え込むと、強く上下に首を動かした。
口の中でより一層膨らんで、弾けたものを愛おしくなり飲みこんだが、量が多くむせこんでしまった。
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