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76 R (微エロ)
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「何だよ、俺‥。結局やられ損なんだけど‥」
目は腫れてるし、腰は痛いし、つーか全身ギチギチに痛いし‥
気がついたら全身綺麗に清めて貰ってたけど、この身体のボロボロ感は否めない。
ハミドは、また艶々していてガウンを着ながら冷静に説明書を見てローターで遊んでいる。
ローターはウネウネしたり、キモイ動きをしている。
うわぁ‥、あれ、あんな動くんだ‥怖すぎだろ。
「シオン、大丈夫か?」
「あぁ!大丈夫なわけないよ。痛いに決まってる」
そういうと、首を振りながら、そうじゃないみたいな顔をする。
「一人でイケないなんて、俺がも長期に日本を離れる間、シオンはどうする?このローター、やるから練習するか?」
真っ赤になった。
「い、いらないよ!バカ。父さんに見られたらどうすんだよっ!!」
「俺も、ここには掃除に来るものがいるから、見つけた時に気まずいし、迷惑かもしれんしな。一応、18指定だしな。」
変にルールに細かいし。ファンタジーだからいいんだよ。
「とにかく、そんなの見られたら恥ずかしいだろっ!す、捨てろよ、そんなモン」
至極残念そうに、小包の中に入れると、俺を抱き寄せ、「もう浮気はしないと誓うか?」
と、囁かれた。
「あんなの、浮気じゃねーよ!」と、言うと、そっと優しく唇を重ねた。
「んっ、んんっ‥」
「シオン、浮気はしないな?」
俺を見る、その緑の目が切なく縋っているような気がして、俺はゆっくりと頷いた。
すると嬉しそうにまたキスをして、「これで、安堵した‥‥」
と、満たされたように俺を抱きしめた。
ハミドのマンションで、食事をしていくことを留守電で告げると、父さんはゆっくりしておいで、別に泊まってもいいよと連絡をくれた。仕事の合間に、慌ただしく、くれたみたい。
最近は父さん仕事に充実感があるみたいで、よく話してくれる。
ハミドは喜んで泊まって行けといい、俺はまた抱かれるのが怖くて拒否しようとした。
ハミドは、苦笑まじりに行為には及ばないから安心しろというので、今夜はじめて泊まる事にした。
「で、腹筋を鍛えようと思っているんだけどな、ハミドはどうやってその肉体を作ってるんだ
?」
「まぁ、日頃の鍛錬と、たまに知り合いのキャンプに参加させて貰っている。」シッっとかフッとか息を規則正しく吐きながら、リズム良くこなしている。更に俺と話せるなんて、器用な奴。
俺たちは、泊まれると決まってから一旦着替えて、さっきコーヒーを飲んだ所で食事を終えて、また風呂に入っで、歯を磨き、スペシャルと座薬と塗り薬の恥ずかしい一式コースを終えてベッドに入った状態。
ハミドがいつも眠る前にしているという正しい腹筋や腕立て伏せを教えてくれると言うので、床でそれをするハミドを見てる。あんな激しいナニのあとだというのに、どんだけ体力あるんだろう‥。
「へぇーー!キャンプって、ハミドも高校生らしいな。」
「そうか?」
「うん、なんかジムとかで、カッシャカッシャと自転車漕いでノートパソコンを打ち込みながら、世界の相場を眺めてそうなイメージだった。タイムイズマネーのアメリカンビジネスマンみたいに」
「‥‥オッサン臭いと、俺に言ってるのか?シオン‥」
ふと、腕立て伏せの手を止めて、俺の方に顔をむけた。まずい、片眉が上がりかけてる
「いやぁ?‥あっ、そういえば、ハミドの茶室?っぽいの、あれカッコイイなー‥って思って」 俺は必死に話題を変えると、さっきの事は全て吹き飛んだようで、眉は元通りになり目をキラッキラさせて分かるのか!?あれは空に浮かぶ茶室と命名してみてな、だがまぁ高すぎて季節を楽しめないのは計算外で一瞬しくじったと後悔したがそうならぬためにもまた工夫をして、季節の花を活ける場所を数センチ変えたらとか、茶室はそもそも、小宇宙を感じるものだとか、それにつけてもリキューはスゴイだろう?とか、どんどんドツボにハマってしまい、俺はふーん以外の返事をしていないのに、立て板に水の如く語り出した。
腕立て伏せをしながら、ノルマをこなすと、ベッドに戻り楽しそうに再現なく話すハミドの独演会に、寝るまで付き合わされた。
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