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火曜日。連休明けっつうのは ダルい。
いや これは飲みすぎか?三日酔い?
最近はあんまり飲まねーから 飲むと あんまり覚えてねーな。だけど 外で飲む訳じゃないし、真弓さんが居るから 顔色悪くなりゃ やめろって ちゃんと言ってくれるだろうし。
俺は 吐いたりしたことは無いからな。
ただ ちょっと ぐーたら だらしなくなるよな。元々 飲んで 2番目の女房とやっちやったからな。
あんまり覚えてねーけど。
なんか 連休中も 散々 真弓さんと 酒飲んで ヤって 飯食って 飲んで 又 なんか ヤったような。
しかし まあ 青葉も やらかしてくれたよな。いくら俺は彼女いねーよ って 言ったって さ。昔 俺が憧れた女に 声をかけるなんてよ。
午前の仕事が終わって 案の定青葉から 電話がきた。
俺は話の前にちょっと先に聞いてほしいことがあるって 青葉に、真弓さんのことを話した。
「お前には 言わなかったんだけど 俺今好きな人っつうか 大切な人ができたんだ。今 一緒に住んでる。籍も入れた。俺引っ越しと同時に苗字変わったんだ。それで会社に異動願いを出して、今S市に引っ越した。」
青葉は最初はびっくりしていたけど。
「そーかよ だから横浜を離れたんだ。それで営業所異動したんだ。そーかよ。千春は あのみどりサンのことは今 どーも思ってねーのか?」
「何ともって言うと 変だけど。俺 あのみどりサンに 優しくしてもらいたかったのかなぁ?
あれはダメよこれはこうでしょって 言ってもらいたかったのかも。普通の人と違って 何者も寄せ付けないような 雰囲気なのに 怖そうなのに 本当は優しく ああしなさい こうしなさいって 怖い顔して 言われたかったのかも。
でもさ いきなり 私のこと好きだったんですって?なんて言われたら 今は好きじゃねーよとも言い返せなくて。俺 多少なりともみどりサンのこと 思ってるのかな?悩んじゃうよ。みどりサンと どうにかなりたいわけじゃねーんだ。なんか
あのみどりサンが怖い顔して 怒るとやだけど、指図されたい気持ちはあるかも。でもさ
みどりサンとえっちするか っつうと 違うんだよ。なんつーの 好きじゃなくて ああいう 気の強そうな女に 弱いってぇ のが 正解かな。」
「じゃあ千春よ あのみどりサンが 他の男とえっちしてたらどーよ。」
「まぁ少し興味はあるかも。気高いイメージだから。でも見たいとも思わねーし。誰とえっちしようが まぁ個人の自由だしな。」
「もう女としての みどりサンに未練はねぇか?」
「そーだな。俺今一緒に住んでる人のが好きだし。その人以外考えられねーし。毎日嬉しくて幸せだ」
「そーかよ。本当だな。ヨシ。
じゃあ言うけどよ 千春よ 俺 みどりサンと あの都筑緑と 寝た。えっちした。」
「ふーん。えっ?えーっ?」
「びっくりしただろう?あの女 千春のこと聞いて 盛り上がっていたくせによ、千春が手を出してこないからって プリプリ怒ったように、車降りてよ。
すぐそのあと 俺の携帯に連絡してきてな。俺あのあと 仕事終わって帰るだけだったから。それで 会いたいって。
俺はさ 千春に振られたから まだ諦めるなよってなぐさめようか。忘れちまいなってなぐさめようか。あれこれ考えていたんだよ。飯でも食って心を落ち着かせようとか。コーヒーでも飲もうか。それとも俺文句言われんのか。千春ともう一回会わせてくれって頼まれるか。
そしたらよ 待ち合わせて会うなり 俺の肩に寄りかかってきてよ セックスしようとか 言いやがってよ。
呆れた 呆れた。
思わず あんた 何 言ってんの?って 聞き返そうかと思ったぜ。
確かに 良い女だし 美人だし ツンツンしてるとこも可愛いっちゃ 可愛いーけど。あんまりだろ。
えっ?
俺は優しいからな。誘われたからには 応えてやんねーとな。
ま ま そーいうこと。
千春がまだあの女が 好きなら黙ってよーか 忠告しようかって 思ったけど。もう あの女に 未練はねーんだよな。
えっ 又会うかって?
2度と。
偶然会っても 話しても タクシーに乗り込んできても 個人的には
付き合いたくねぇ 最低の女だ。
千春と 変な関係にならなくて良かったよ。あんな ひどい女居ねーぞ。
えっ?あんまり悪く言いたくねーけど。
最低だ。千春 もし向こうが 何か言ってきても無視しろ!友達として 忠告だ。
えっ?
宗教だよ。熱心に勧誘しまくってるのさ男と 寝て 入信をすすめるのさ。しつこく しつこく しつこくな。
本当に 2度と 顔も見たくねーよ。
俺もさ 散々遊んできて 色んな女を見たし ヤったし。でも 結婚してから ずーっと 女房一本でさ。他の女からの連絡は全部断ったし 円満に別れたからよ。今仮に昔の女に会っても やぁ で終わりよ。笑いながらこんちはー。って感じ。
今 俺のせいじゃないけど 女房が実家に帰ってるのよ。向こうの親が入院してさ。怪我だから 日にちが 経てば元気になると思うけどさ。
だから 普段なら そんな誘い断るけど。女房が実家に帰って2ヶ月。
俺もさ 溜まってたんだな。つい 手ぇ 出しちゃってさ。
まぁ とにかくそんなとこだ。
千春は 横浜じゃないから もうあの女と 会わねーと思うけどさ。連絡先も交換してねーよな。俺 千春の携帯教えてねーもん。
ま、イメージ壊してごめんな。
又電話するよ。うん。
俺 セックスしておいて悪口は言いたかねーけど。今までどんな女も みーんな 可愛かった。あれは 例外だ。
うん。まーそんなとこ。じゃーな。又 飯でも 食おう。じゃーな」
青葉との電話が終わった。
あっ 真弓さんのこと何も話してない。
男同士で 少し年上で 医者で 以前は隣同士で診察をきっかけで いやスポーツクラブからで。
ま いっか。
又 青葉から けろっとして 連絡寄越すだろう。
そーかよ。あの 都筑緑サンという人は 宗教に夢中で 自分から えっちを誘うような人だったんだ。
ま もう会うこともないな
意外な人だったんだな。
色々な事情もあるかもな。
さて 仕事 仕事。
千春は 何事もなかったように 又いつものように仕事を開始した。。
千春にとっては もう 過去の 人達の一部に過ぎない存在だった。
その夜 千春から話を聞いた真弓も 千春の話し振りから 都筑緑について 何も情報を言わなくても そういう ところは 変わらないと そっとため息を吐いたのだった。
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