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はっくしょん
と プールの君 山科千春君が なんとも可愛らしいくしゃみをした。
あっ 暖房を切っていたんだ。
もう診察終了の時間だったし。
可愛そうなことをした。
つい 目の前の乳首を確かめずにいられなかった。触らずにいられなかった。
慌てて エアコンのスイッチを入れた。
そうだ 風邪を引いてるんだよね。
ごめんよ。
こほん。あっそうだ。胸……
つい 見とれてしまう。本当に綺麗な乳首だ、
肺と気管の音を聴こう。
まずは落ち着いて椅子に座って
あっ もっと近寄らないと
診察のためにね
聴診器をして 胸に当てる。
「息を吸って はい 吐いて」
間近で見る肌が とても 滑らかだ。
触りたい。
胸の筋肉が程よい付き方だ。
何かトレーニングをしているのかな?二の腕も ムキムキの手前で とても理想的な筋肉の具合だ。
乳首をよーく見ると 毛が 生えてない。
胸毛もない。
本人は 目をつむって 軽く 上を向いている。あごがきれいだなあ。
このまま 押し倒して 舐めまわしたい。乳首に思いきり 吸い付きたい。
どんな声を出すのかな?
よがり狂わせたい。
あー見とれてばかりじゃいけないな。
「では後ろを向いて 同じように 息を吸って ゆっくり吐いて」
素直に背中を向けるプールの君。
肩に手を添える。やっぱり滑らかな吸い付くような肌だ。
背中も 理想的な肩甲骨と シミもほくろも無い。目の前のウエストから腰のラインが………
前に戻ってやはり 胸に目がいってしまう。
そして可愛らしいくちびるに触れたい。
「では 喉を見てみましょう。口を大きく開けて。舌は動かさないでね。」
そう 口の中を見るんだから、もっと 近づかないと。この脚で 君を動かさないよ。って 挟みこんで 捕まえたいよ。
近付くと
思わず くちびるを 触る。シワの無い綺麗なくちびる。健康的な舌。目をつむった 長いまつげ。思わずくちびるを指でなぞってしまう。僕の手が くちびるも首筋にも触りたくて 動いてしまう。
「リンパはどうかな。」
耳の下を確認しつつ 耳たぶを掠める。柔らかい耳たぶだ。首も滑らかで 喉仏も セクシーだ。
「食事はしましたか?今日はどのくらい 食べました?」
「朝から ろくろく食べてないんす。水分は朝コーヒー飲んだかな?下痢はしてないっす。
えっお通じ?
うんこっすか?」
うふふ。
そうだよ。
ストレートな返事に思わず顔がゆるむ。素直で飾り気がない。
そして
「朝に1回。」
ちょっと顔をうつむき加減で ほんのりかおが赤くなって。可愛いなぁ。
「俺は 便秘したこと無いっすよ。ふだんから朝1回って パターンが多いっすよ。
でもね センセー 今日は だるくて だるくて。あっ 朝はちゃんと 出ましたよ。普通のタイプ?
普通ってなんだろう?あはは。
要は うんこは いつも通り。
俺 普段 熱なんて 出たこと無いんすよ。」
「じゃあ 普段は健康的な快便ってことですね。」
思わず 笑みがこぼれた。
「そうっすね。よっぽどでない限り うんこは一日一回っす。しかも朝ね。あははは。俺 変すか?」
「いえ 健康的で 素晴らしいですよ。
お通じは 健康バロメーターの指針ですよ。」
ふっ こほん。
「でも ろくろく食べてないなら 力も出ないでしょう?だるいのは 発熱のせいですね。脱水気味でもあると思いますよ。
ちょっとくちびるさわらせて下さいね。
あんまり ひどい脱水ではないけど、発熱したときは 水分補給は 大切なことですからね。
熱とだるさ からだ 辛いでしょう。可愛そうに。
水分補給と栄養と からだの痛みを取る 点滴をしましょう。
それから インフルエンザでは なかったようですよ。
ああ もう 上を着て 良いですよ。あっ点滴の前に トイレ済ませておくと良いですね。診察室を出て 入口横にトイレがありますから。トイレを済ませたら
又 声をかけて下さいね。点滴をする部屋にご案内しますから。寒くないですか?」
そのあと 処方せんを書いて 薬を用意させて 点滴の準備をした。2本やっちゃえ。看護師は 主婦のパートなので 時計を気にしてる。
僕は薬が用意された時点で 受付も看護師も帰宅させた。
内線で自宅にも 点滴の患者が居るから 遅くまで医院をするが 電気も消して 患者を見守ると告げた。
しばらくすると 母が 食事を運んで来てくれた。丼モノ。手早く済ませて待っていた母に渡すと 母は自宅に帰った。
僕の部屋は3階。両親は2階。これで 何時になろうが 大丈夫。
先程点滴に ちょっと 催眠剤。
スピードもゆっくりしておいた。
じっくりプールの君を観察出来る。
一人になって カルテを見ると
えっ? 隣のビル?
年は 僕より1才年下。
山科千春。千春か。
なんて可愛らしい名前なんだろう。
千春。ぴったりな名前。
目が覚めたら 少し話そう。
しかしもし 結婚していたら
いや 結婚しているかも。
女が放っておかないよな。男だって 放っておかないよな。
でも 点滴するって言ったとき どこにも連絡もしてなかった。
朝からコーヒーしか飲んでいないって ことは お粥を作ってくれる人も居ないってことだよな。それとも居るのだろうか。
もし
結婚していたら
諦め よ う。
だけと だけど
せめて 最後の 思い出に
この可愛らしいくちびるにキスだけ。許して欲しい。
なんて柔らかいくちびるなんだ。
もう一度だけ。んー。甘いくちづけ。
もう一度。あー 舐め回したい。
そして その山科千春の顔を
飽かずに眺めた。
ずーっと 捜していた。
隣に住んでいたなんて。
もし 彼に愛する人が居るなら仕方ないが隣人なら又会える。
他人のものを 取るなんて 出来ない。
この 愛しい 山科千春。
あのプールの 遠くを眺めていた
悲しそうな 顔 二度と 。
もし 今 幸せなら
隣の住人として 見守っていこう。
いつも 笑っていて欲しい。
時々 幸せそうな 笑顔を 見ることが 出来たら。
それだけでも いいじゃないか。
名前が 判明しただけでも
住まいが 判明しただけでも
こうして 話が出来ただけでも
綺麗な乳首を 見ただけでも
柔らかなくちびるに 触れられただけでも
滑らかな 肌に 触ることが 出来ただけでも
そして 合意ではないけど
このくちびるに
口づけを 出来ただけでも
この数年の 片想いに 比べたら
でも でも でも でも
ますます 惹かれて しまった。
ますます 想いは
強く なってしまった。
君は 君は
君を 諦めるなんて
出来ないよ。
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