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キッチンで手を洗い、制服を脱いで部屋着に着替えたつばきがソファーに座ったので、僕はナポリタンをつばきの座ってるソファーの前の机に置く。
「ナポリタンじゃん。美味そう」
一段と輝いている瞳。
オムライスの時もこういう表情をする。
ってことはもしかしたら、ナポリタンはオムライスと同じぐらい好きなのかも。
「いただきます」と手を合わせて、食べ始めたつばき。
「めちゃくちゃ美味い。ほんと最近、ミケ料理の腕上げてきてるなー」
キラキラ瞳で笑顔を浮かべるつばきは、大人っぽい顔つきから想像もつかないぐらい無邪気な子供みたいでちょっと可愛い。
僕もいただきますとしっかり手を合わせてから、自分で作ったナポリタンに手を付ける。
いただきますも食べ終わったときのごちそうさまも、他の挨拶。おはよう、こんにちは、こんばんはなど全部こういう時に言うって教えてくれたのもつばきだったな。
「そうだ。今から髪切るか」
食べ終わりお皿まで洗い終わった僕に声をかけたつばき。
「つばきがいいなら……」
「よし、じゃあ切ろう」
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