アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
-
そのあとも僕のオムライス作りに驚いていたつばき。
二人分のオムライスが出来上がり、お皿に盛る。
フライパンや使った調理器具は僕が洗おうとする前に、つばきにスポンジを奪い洗ってくれた。
僕はその間に、オムライスとスプーンとケチャップをソファーの前の机に持っていく。
「よし、食うか」
洗い終わったつばきが先程買ったチキンを持ってきて、ソファーに座り、僕もその隣に座る。
ふたりで手を合わせて「いただきます」を言い、オムライスを食べる。
「やっぱりミケの作るオムライス美味いな」
笑顔で食べているつばき。
よかった。つばきに喜んでもらえて嬉しいなー。
僕も笑顔でつばきの姿を見つつ、オムライスを食べる。
そんな頬が緩んだ僕の顔を嬉しそうに見ているつばきが、オムライスを食べるのを中断し僕の頭をポンポンと撫でる。
いきなり頭を撫でられて、じっとつばきの顔を見つめる。
「……なんか、ほんと最近ミケ笑うようになって嬉しい…」
そんな僕の視線から逸らしたつばき。
頭に乗せて手は未だポンポンと撫でている。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
72 / 227