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忍ぶ思う日々、星々と前兆
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———それからつばきは、週一回必ず、シズクにオムライスを食べに来ていた。
絹子さんは、ぼくのお友達!とすごく嬉しそうにつばきに話しかけている。
そんな光景が、日課となりつつある——。
「ミケ」
昼下がり。
お客さんが少ない時間帯。
シズクでオムライスを食べ終わったつばきは、ぼくをこっそりと手招きで呼んだ。
「……つばき?どうしたの…?」
つばきは、ポケットから星空の写真が載っている紙を取り出し、ぼくに渡してきた。
「……これ…なんだろう…?」
ぼくは、星空が描かれている横長い紙切れを見つめる。
でもこの星たち、すごくきれいだなー。
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