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灰色生活にひとつの肉まんを
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僕は、母が仕事でいない夜中にシャワーを浴びて、服を着替えるために1回帰る。
母のいないときじゃないと、僕を見た母は癇癪(かんしゃく)を起こし、僕に罵声を送る。
その日も、夜中1時に2階建ての木造アパートの2階角部屋の扉をゆっくり開けた。
そこにはいつもいない、母と40代後半ぐらいの無精ひげを生やした男がいた。
「なんで、あんた帰ってきたの!?早く出て行って!!」
狭いワンルームの部屋。
扉を開けてすぐみえる部屋の中。
母は僕を睨んでいる。
「まぁまぁ落ち着いて」
罵声を浴び続けている母を宥める男は僕を見てニヤニヤしている。
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