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平凡生活に一匹の猫が
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「……つばき…一緒に寝よ…?」
ミルクのマグカップを両手に持ち、俯きがちに言ったミケ。
そっか。こいつ怖い夢見たんだもんな。
ひとりで寝るのは、寂しいか。
俺は頭を優しく撫でながら、「仕方ねーな」とぶっきらぼうに答えた。
「ありがとう」
嬉しそうに笑顔に戻ったミケに優しく微笑む。
ベットに来たはいいが、シングルベット。
ミケがちっちゃくても、流石にふたりで寝るのはキツいかな…
「つばき、早く」
先にベットにあがっているミケ。
俺も仕方なくベットにあがり、左側に寄って寝っ転がった。
そんな俺を見て安心したのか、ミケも隣に横向きで蹲って寝る。
「おやすみ」
俺はミケの寝ている反対側を向いた。
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