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俺と同じシャンプーに、服は俺の服と同じ洗剤の香りがする。
それが嬉しくて、愛おしい――。
最初は仔猫を拾った感覚だったけど、今の俺はミケのことをひとりの人間として愛おしく感じている。
あれ、これが恋、なのか……?
自分のミケに対する感情がわからなくて、思わず強く抱きしめすぎていたようで……ミケが俺の背中をトントンと叩いてきた。俺は慌ててミケから離れた。
「…ごめん」
そんな俺に気にしてないとばかりに笑ったミケは、俺の買ってきた弁当を開いた。
「もう少し料理上手くなったら、僕が作るから弁当とか買ってこなくていいからね」
ミケは俺の買ってきた、幕内を食べ始めた。
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