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バシン!!
「「 ! 」」
赤の中に舞い降りる白銀の獣
その姿をみた 黒い霧を纏う相手は一瞬別の姿に見えた気がしたがそれもほんの僅な出来事であり奴は忌まわしげにみる
「――、なぜ ここに いやお前はアレとは違うだが忌々しき気だ」
子供は驚く
獣は二人の合間を割るように立ちはだかり子供を守る
「 ― この場を去れ ― 」
白銀の獣との睨みあいだったが オニはし動きを止め視線を白銀から外し別の場所を見ていた
「…気づかれたか、残念だ…。そこの子は中々に上質だと言うのに…だが奴に見つかるわけにはいかない」
奴が誰だかわからないが邪気を纏うオニは男の子を諦めてその場から立ち去っていく
「……」
完全に気配が遠ざかったのを確認して白銀の獣は背に隠していた子供をみる
ギュッと 女の子の服を握り締め怯えた表情をしていた男の子と目があった
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