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「お前もこの子も他人ではないむしろ身内当然だからな」
「―身内?―」
「ああ、ほんにお前は彼奴に瓜二つだ…しかしあの子もそうだがお前の瞳も両面共に黄色なのだな、、それに色身もこうしてみるとあの子の方が灰色が強いな」
「―それはさっき比べられてた誰かにか?―」
「…うん、今はこの神社の神使の灰と共に留守にしてる我が夫がな…お前と同じなのだよ。」
「―夫?―」
「神格化した獣は神獣と呼び神の使いまたは神と崇められる。我が夫もその口でな…立派な雄の白金の豹なのだ」
立派な雄の白金の豹だと口にするこの神様は少し華奢だがそれでもどうみても男に見えるのだが…神同士だから性別なんて関係ないのだろうか?
「生涯の番は夫の彼だけだが子供の伴侶に人間がいてな」
「……、」
彼女は人間に嫁いでその人との間に生まれた愛娘らはこの子やその姉に似てた
「そして子孫たちが繋いだ命の末裔があきらなのだが…人だから半神獣の力は扱えないと思って外に置いてたがやはり赤子の時に持ち帰り此方に連れて帰るべきだったかな」
この子は辛い目に会わせ過ぎた
神信者の崇拝者の過度な管理を逃れても人と違うだけで迫害を受け妖からも狙われてきた
まだ姉や両親らがいたからよかったがそれももう…
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