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―小さな君と変わらない獣― (仮タイトル)
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こちらはネメシア編にも出てくるパラレルあきらくん仕様となります。出会って一年経過してます。
小さな男の子は逃げていた
はぁはぁ
後ろを振り返ると勢いよく何か影が追いかけてくる
それが何なのか ぼくは知ってるだから誰にも頼れず ただ逃げるしかない
上質な餌でしかないぼくは妖からしたら三ッ星クラスの食事(魂)らしい…
だから狙われるなんて日常茶飯事であるが生憎と倒す術もまして誰かに助けも求めれないぼくは神社の鳥居を潜り堪えるしかない
迎えに来る 白銀の獣がくるまで
『待て、待たぬか!!小僧』
「はぁはぁ」
息が苦しい 足がもつれる
でも止まるわけにはいかない、ぼくが生き残るためには止まるわけにはいかないのだ
あと数㍍あの場所まで走り抜ければ助かる
そう思ったのがいけなかった
一瞬の安堵されどその一瞬がぼくの命取りだ
『ツカマエタ』
「しまっ、」
耳元で囁かれた声
全身がゾワッと悪寒が立つ
捕まってはいけないのにぼくは…ソレに捕らわれた
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