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『ははっ、まぁなれるならなりたいが私はまだまだ新参なんでね…無理だろうさ』
「…諦めるのはよくないよ、ちゃんと自分をあぴーるしないとだめだって連れが言ってたよ」
『そうか…だがな力が弱いとマサヒ様に祓われてしまうしな…狐の坊やならもしかしたら式に下してもら得るだろう』
「なんで?」
『坊主は力がある狐のようだからな…しかし、この辺りは力をつける事に必死になる輩が多いから坊主も気を付けな』
「力を蓄えるヤツの糧にされないように?大丈夫だよ…俺を襲うやつは早々いないって、アカツカ山の妖狐に喧嘩売れば金色に半殺しにされるし」
『…お前さんアカツカ山の狐だったんか?』
「そ、だよ~だから幽霊さんも下手な考えを起こさないことだね、じゃなきゃ金色の紅蓮の業火で燃え尽くよ」
ずっと隙を伺って食らおうとしていた幽霊に飛びっきりの笑顔で話す赤狐はにひひっと悪戯っぽく笑ってまるで冗談だと言いそうな雰囲気だったが
「冗談だと思ったなら実際に食べてみる?俺が知るだけで50は燃やされてだけどみんな一瞬で骨も魂もなく消されてたよ」
紅い瞳が浮遊霊をとらえる
ゾワリと身の毛が立つ
もう体なんてないのに
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