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―嗚呼―
『ずっと私はあきらの味方よ、貴方・を守るわ』
―うそつき―
守る為に居なくなるぐらいなら守らなくて良い…だから一緒にいてよ、
一人はやだよ
取り残された子供はいまだに過去に囚われて迷子だった
『あきら、コレはもう過ぎ去った過去…だよ。』
だから引きずられちゃダメっすよ
「ひっく」
彼はそっと目元を隠し視界から見えなくする
それだけで景色は見えずに真っ暗な闇と静けさだけを強調させる
『…体は成長しても君はまだあの日に囚われてるんすね…。』
「…一人は嫌だ…白銀やあき様も皆いるけど寂しい、哀しい…。」
――っす
『…己等…託された宝物を守れても家族を守れかったッスだから…君に合わせる顔がないッスよ』
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