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夢の中の悪夢(?視点)
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あきらには自分を己等(おいら)と称して何時も言う
それは主神がそう言っていたのもあるだろうがもうひとつ意味があった。
だけどあきらの己等は、おれらと複数系の意味も含む
それは彼がもう一人いたからだ
あの日あきらは何を託されたのかが思い出せない
それは中にいる存在が内側から隠してしまったから
思い出せないからそれが何だったのか分からないけど無意識にも本能的に自身が己であって自分でない存在を抱えてるとだけは理解してるようだ
内側から鎖で繋いで固く閉ざした檻に決して彼を入れようとしなかった
その中にあるのは彼が知りたい事でも教えたくない真実
でも真実なんて君はまだ見なくて良いんだ
あの時 切り離してしまったモノを君自身が檻の中に閉じ込めて自分自身の存在を残さないようになりを潜めてこの中で眠っていた
彼は自分を縛る鎖が緩める瞬間だけ彼の夢を通してあったことは見ていた
夢は深層心理が現れる
だから具現化した世界はそのとき時で変わるけど何かの拍子が在れば彼の夢は一変して
あの日の悪夢に変わる
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