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二人もまた出ていって敷地内には誰もいなくなった。
「…ふむ、時間ができてしまったな…あの子らが帰ってくるまでどうしたものか…。」
神社の方は神の眷属や氷面鏡の血筋が作った依り代に霊力を与えた式紙が働いている
「薬を煎じるのも良いがたまには神社の売り子でもするかな」
午後の予定を決めた彼は神社の売り場に出向く
その日 主人が表に出向いた為に眷属は張り切りまた品物はよく売れた
大半は彼目当てだったが彼はそれをにこりと笑みを浮かべて対応するに留めた。
だが主神が出るだけで売れるならこれは今後も表に顔出せば経済的にも助かるかもしれない、事に気づいた
そしてそれから過日、あきら達が稼ぎだした売り上げをみて驚いたのはまた別の話しであった。
fin
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