アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
[2/7]
-
本殿にあきが来るとやはり晶はすでに来ていた
『すまない、待たせてしまったな。さっそく儀式に取りかかろうか』
「はい。」
本殿の奥に続く隠し扉を使う
扉の潜り抜け細道を通れば広い洞窟のような空間に行き着く
そこにある水溜まりは純度の高い透明度を誇った泉でここはすでに聖域と化した神域であった
「晶は泉の中心へ行きこの形代を水の中へ落としてくれ、己等が術式を仕込むから水面が光ったら水面に映る己に血を滴てあげて」
「わかったッス」
「ああ…水面に映る際にはあの子の姿を強くイメージをするんだよそれが反映されるから…血を滴したらあの子を呼び覚ます為の名を呼ぶんだよ」
「…契約の際はフルすか?」
『名前だけでもいいが言いたいならそれでも良いよ、その辺りは君に任せる』
晶は頷き水の中へどんどん入り込む
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
66 / 396