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「いいじゃないすか?目的は達成したんすから」
『まったく誰に似たんだか』
『それはウバスにだろ?』
「あ、旦那さん」
『ペケレ』
『ウバスの血筋だ、血の気が盛んなのも仕方がないだろう?』
『そこまで己等は血の気が多いかねぇ…。』
『我が嫁は真っ向からやりに行ってしまうほどだからな』
それが何を指して言われたか分からない晶と違いにこやかに笑う主神様は身に覚えがあるようだ
「えっと、ペケレさんはどうしたんすか?主神様を連れ帰りにきたならもう手当ては終えたすからお持ち返りしてもいいすよ?」
『ウバスは持ち帰るが主に渡すモノがあってな』
「渡すものすか?」
何を渡すのだろうか?
首をかしげる彼にペケレは何十にも封がされた木箱を差し出す
それを開けてみれた晶はザワリと"自分の中に眠る血"が騒ぎ出すのを感じた
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