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「お前が尾祖松として討つなら構わないだが俺はお前にその役目を譲れと言っただろ…お前は頑なに拒んだよな…今もそうか?悩んでるなら止めてしまえ、そんな状態であの子を殺めても報われないだけだ…」
小さな壺の蓋をあけ結界の周りに陣を書き記す中では雪に埋もれ気味なのと猫達が激しく争っていた
「ツユリ、アイツは俺達と関わりがあるんじゃないのか?」
「……」
「アイツは似すぎてる、それにあの子も何気ない仕草が同じだった」
其だけなら俺だって他人の空似でいれたけど…"狛藤"くんを見た雨久花の様子がおそ松があの子を思い浮かべた時と同じだった愛しそうで…
それを見るたびに俺はつゆちゃんを思い出していた尾祖松は
見た目は似てるけど時たま見せる仕草はあの子を思い出す
「それに雨久花の古名は水葱だ…これも意味がないと?」
「…尾祖松、その話は後にしろ…先に仕事してからだ」
ツユリは淡々と話 一松とルクンネ・両方を引かせて手を打ち鳴らす
尾祖松もそれを真似るように拍手(かしわ)を鳴らし詞を述べた
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