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一切の邪念のない純粋な思いの詰まった料理が不味いわけがなかった
(そうか…自分が糧にした料理は少なからず思いがあった…)
美味しくないと思ったのはそこに誰かを思う気持ちがない料理を自分が神の血族だったからこそ真偽がわかってしまったのかもしれない
「オイラの血筋は神と別にカムイを崇め感謝をする民の血も受け継いでるすから・・神への感謝の気持ちは他よりも根強くあるすよ」
[……あきら、時たまでいいからまたこうして月見をしたい]
「次は甘酒も用意して置くよ」
神酒を御猪口ぐらいの杯に注ぐ 神棚に上げた酒を主神様に頼み分けてもらったモノだ
自分は未成年者なため飲めないが次の機会には共に付き合いたいと思いを今の一説に乗せた
[そうか、なら次回を楽しみにしとく…。]
白銀は目を細目ては優しく微笑む
それがあの月に負けないほど美しく綺麗だとあきらは思った
そうして両者は一刻は月と団子を肴に団子に舌鼓しみつつも風景を楽しんだ。
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