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直接目を見て話せなかったあきらは視線を反らしては見た先には自分の紹介を終えた赤狐がいた。
真っ赤な紅い瞳を持つキツネは何を言うでもなくただ尾をひらりひらり揺らめかせる
それに幾分か助かった自分自身に気づきながらも意を決したあきらは口を開く
「…あきら…です。」
ただその言葉にした声は小さかったのは多目に見て欲しかった。
―赤狐・視点―
少年は名を名乗るが声が小さかった。
微かな音でも聞こえるヒトよりも優れてる耳を持つ妖狐のおそにはちゃんと彼の声は届いていた
「少年名前は、あきら.て言うんだな!じゃあ、あきちゃんだね~」
ひょい、と俺があきちゃんの肩に飛び乗れば彼は驚いた様子を一瞬見せるが優しい手つきで頭を撫でてくれる
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