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9 思惑と目的(2)[1/3]
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ランドウが笑顔を見せた。
それだけでなんだか自分の顔(かんばせ)に熱が集まるのを感じたおそだったがフッと張り巡らせた結界をみて呟く
「念のために張っておいたけど此は解いといた方がいいかな?」
屋敷に被害がでないために張ってあった奴には彼らの身の安全を保つ妖術と外から邪魔が入らないようにしてあったんだが中からの攻撃にたいしてまで張り巡らす余裕がなかった為に
屋敷から出てきた狛犬が簡単に来られた訳だけど…
拍手(かしわで)パチンと一度手を合わして解きながら彼はランドウに告げる
「…ランちゃん、俺はもうその気はないけどアスマの方はすぐに引かせた方がいいよ。」
目的があるから匡灯を襲って攻撃してた、しかも俺の障壁をあの獣、、強度が足りなかったとは言え"おそまつ"の作り出した結界の障壁を一撃で打ち砕きやがったのだ
その意味がどういう事か彼らは知らないからしょうがないけど
簡単に壊せるだけの力を持つ獣が大人しくしてるとは思えない
「彼奴はあんな檻に大人しく収まる"獣"じゃない…きっと次を仕掛けてくるよ」
それままるで予感のようなものだった
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