アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
[5/11]
-
あのあと部屋に帰るとすぐに寝間着の浴衣から通学先が指定の学生服に袖を通して着替え終えたら
準備していた鞄の中身を念のために最終確認で忘れ物がないかを確認する
「忘れ物はなさそうかな?」
机に置いてあったお面と同じ場所に纏めて置いといた笛とお守りを手にする
笛は何時も通り首に下げてお守りは内ポケットにしまうのだがお面を手に取りながらヴーンと悩むあきら
これは流石に鞄に入れた方が良いのだろうか?
でも…入らなさそうだしな
一人悩むあきらを戸口の柱に背を預け声をかけずに見かける青年と目が合い
お面を抱き抱えるあきらはドキドキさせて心拍数を上がる
「あ、あき様!?見てたんですか。いつから」
「あきらがお面を片手にして面白い顔をしてる辺りからかな?」
「ほとんど初めからではないですか」
かぁぁぁと赤面するあきらは全体的に白いから色づくと分かりやすいと思う
その様を指摘してはやらぬが着物の袖口を当てがい孫を見るお爺ちゃんのように見ていた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
87 / 1500