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あのまま立ち話もなんだからと場所を変えて
近くの公園に二匹と一人はいた
[それで、なんか用か?]
話を切り出したのは白銀の獣
今日は護衛も兼ねてる獣は小さな姿でベンチに座るあきらの膝元にいる相手に訪ねた。
「何かようか、と言うほど大した用件じゃないんだけど」
[…用がなくて驚かされてしかも危害を加えられそうになりかけたのか?]
「それに関しては反省してるから爪を出さないで」
背凭れの僅かな幅に器用に座る白銀は前足から爪を出して狐を見下ろす
それを冷や汗を流しながら狐は弁論する様を見えてる少年は苦笑する
「白銀、無言で爪見せて脅すのは良くないよ?それで結局おそは何がしたかったの?」
「答える前にちょっと質問していいかな?」
「ん?いいけど質問って」
「いや、今の時間だと人間の子は寺子で勉学中じゃないの?」
「寺子?」
首を傾げたあきらに白銀が学校、、の単語を述べれば其だけで通じたのか ああ…と短く納得する
「今日はもう終わりなんだ。先生達の都合で午前だけの授業だったから」
「じゃあ、このあとは何もない?」
「予定は未定だからでないね」
「じゃあ、俺と遊ぼう!!」
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