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22 問題発生、(あきら side) [1/3]
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何故かあちこち煤だらけしかも怪我してそうな匡灯さん達と合流したあきらは現在 彼と一緒にいながら二匹が来るのを待っているのだが中々到着する気配がない
「…ここに来るまでなら白銀ならすぐに居場所特定してきそうなのに…」
遅すぎる…よもや来る途中で何か会ったんじゃないだろうか?
白銀は強い、それこそ周りには上級妖だと思われてるほどだ…でも彼は勘違いされてるが"妖"などではない
雪豹の彼はもっと神聖な生き物だ…でなければ力の強い妖や妖の神級ならわからないがあの神がいる神社に妖が住まえる訳がない
「……」
「あきらさん先ほどから向こうをみてますがどうされたのですか?」
「…ランドウさん…。」
浮かない表情のあきらへ狛犬姿のランドウが話しかけたときだ
あきらが通ってきた道から妖が慌てる様に逃げていく
そのほとんどは獣寄りな妖の類いだった
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