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「"オイラ"の手を煩わせるなんて全く困った猛獣すね、、(ぼそっ)」
呟きは小さくあまりにも自然に落とされた
「……匡灯さん。スミマセン、問題発生したようなんでちょっと解決してきますね。」
あくまでニコやかに 笑うや否や断りをひとつ入れて頭上に被せてあった面を手にしながら顔にお面を着けて駆け出す
目指すのは力が集約してる場所だ
恐らくそこには同族嫌悪と言わんばかりな仲の悪い獣達が一緒にいるはずだった
白銀を敵視して同時に互角でやりあえる獣に心当たりがある自分はお面越しにため息を吐く
(今日はこっちに来てるなんて聞いてないけど…別の案件で動いてたのかな…。灰色と聖獣さん)
彼もいるなら側にはいる筈だ灰色はあくまで"聖獣"の神使いである
『親が子を怒って欲しいんすけどね…。(どちらも血族には甘いすからきっと…)止めにはいるなんて事してないスよね』
そうなると側にいるだろう"あきら"の友達が心配スね…。
(もしも怪我でもされたら怖いッス)
何せ"あの子の怒り"はオイラも押さえつけれないすからね…
あきらのフリをして抜け出した少年は最悪の事態がなければいいと願った。
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