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23 赤狐は"もう一人"の彼と対面する[1/8]
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白銀と灰が鏡合わせの対だと言うなら自分らもまた対だろう
狐と白金の人物はパタパタと此方に来る足音に振り返るそこには面をつける彼がいた。
『この気配…やっぱり暴れまわってるんすか?』
お面をつけた少年が争う獣達を見ながらそう述べる
『"晶"…表に出ていいのか?』
「少しなら良いすよ。こんな場所で暴れさせる方が困るよ。あの子と別で"オイラ"の知り合いに迷惑かけないで欲しいッス」
『…ふむ、それはすまんな…。だがあの二匹の喧嘩は"我"が制すよりも"母"に近いお前らの方が聞くだろう』
「……。めちゃくちゃこっちに投げやりすね…。」
『あの子らも血族のお前達には昔から甘いからな…。』
「…はぁ…。仕方がないすね。少し凍らせても良いすか?足元」
『許可する』
晶が二匹に言霊を使い足元を『凍結』させたことで動きを封じた
そして
「二人とも『喧嘩両成敗』ッスよ」
晶湖さん(自身の母親)が知り合い(妖)から習ったと言う直伝の霊力を込めた拳骨で2匹に落としてたら同時にポフンとチビっこい姿に変わる二匹はぷるぷる震え若干涙目だった
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