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白銀の獣は自由奔放な猫みたいな所がある
その背中をみて育った晶もまた自由気儘だと自分は思う
くぁぁ、と小さな欠伸をしながら眠たそうにする白銀は余程眠たいのか眠気眼で小さな獣姿になると膝に丸って眠る
「白銀、寝そうすね…」
晶も欠伸を噛み殺す動作をしているのをみてつい頭を撫でる動作をする
「晶も寝ていいよ?朝早くから起きてたから眠たいんじゃない」
「…オイラは大丈夫ッスよ?」
「少しだけ寝ちゃっても平気だよ、、己等が起こしてあげるし」
優しく撫でながら微笑む彼をジッとみてくる
こう言う動物みたいなところも似てるな…と思ってると肩にぽすっ重みがかかる
「…わかった。オイラもちょっとねるっす…ちゃんと起こしてね」
「うん…。」
一時すると寝息が聞こえる
寝てる晶はやっぱり幼いと思う
(寝顔はまだ幼いんだね…)
それはそうだろう中学生になったとしても13年しか生きてないんだから寝顔が幼いのは当たり前だろう
「自分も寝たてらやっぱり幼いのかな…。」
晶の寝顔を眺めていたら一瞬、だけ目の前に違う映像が脳裏を過ぎる
「…いまの…は…」
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