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バカップルの会話を盗み聞きしよう!その2
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語り:陸上部三年 井上章一
『緒方さん…触らないでください…』
自分の目がまん丸になるのを感じる…!
『秋月…逃げんな…』
まん丸になり過ぎて乾燥さえ感じる…!!
ヤバイ……!
これはヤバイ……!!
目がシパシパする!
伊達メガネ持ってきとけばよかった!
今の会話から妄想すると、きっとたぶん秋月が壁際に追いやられてて制服乱れてて…
それを緒方が襲おうとしてる!
エロっ!
部室でなんて事してるんだ!もっとやれ!
階段を駆け下りるしか選択肢はない!
まだ来ないのか?!
どこだ?!
どこにいる?!
あっ!来た!
喜びを分け合える我が友よ!
「緒方と秋月が部室でイチャついてる!」
興奮が抑えきれない!
なのになんでみんな乗り気顔してくんないの?!
「また二人羽織じゃねぇの?」
山っちはすぐため息つく!
「今日はガチだ!”いやーん緒方さんのエッチーそんなとこ触らないでくださぁい”。”秋月ぃーもっと触らせろよぉ逃げんなよぉ”って言ってた!」
「絶対言ってないよね」
瀬川の笑顔ってなんでこんなに爽やかなんだろ。
「言ってた!ホントに言ってた!」
「秋月が”いやーん”なんて言う訳ねぇだろ!」
うん、田沼は今日もツッコミが早い。
「よし!行くか!」
「さすが渡辺!我らが部長!」
うおっ?!渡辺足早っ!
リレーの時より早くない?!
静かに…静かにしないと…
『秋月…』
『緒方さん…』
『秋月っ…!』
『緒方さんっ…!』
「名前呼び合ってる!ヤラシイ!」
「井上っ!しーっ!声大きいぞ!」
「渡辺完璧キャラ崩壊してんな…」
この声は山っち!
「結局みんな来てくれたんだな!」
「いや、部室来ないと着替えらんないだろ…」
『秋月可愛い…』
『俺男です』
「ねぇ、この会話なんなの?前もやってたよね?」
「まぁこの時点でイチャついてるっちゃーイチャついてるのか…?」
「いや山っち!さっきはもっとエロい感じでイチャついてた!」
『ちょっと!急に動かないでください!』
『ムリ!ガマン出来ねぇ!』
「エロっ!エロ会話!」
鼻血出そう!
『ちょっ…いやっ…ぁんっ…』
???!!!
秋月の喘ぎ声?!
『あああ秋月っ?!そんな声出すなよっ!』
『……緒方さんが急に触るからです』
「ほらっ!秋月”いやーん”って言ったぞ!」
「……”いやーん”ではなかったけどな…でも今の秋月の声ガチだったな…」
田沼もやっぱ興味あるんじゃん!ゴクッてしっかり喉の音聞こえた!
『緒方さん…?駄目ですよ…?』
『ヤダ!もっと触りたい!』
「あ、マジで?今回ガチ?」
山っち!笑ってる場合じゃないだろ!
『秋月逃げんな!』
『駄目だって言ってるじゃないですか!』
「緒方犯罪じゃないのか…?」
渡辺の喉もゴクッて鳴った!
『頼む!抱かせてくれ!』
『緒方さん!ちょっと!駄目です!』
「キャーーーっ!」
「田沼、落ち着け」
『分かった!秋月そのまま!写メ撮らせて!』
危ないプレイに走った?!
制服乱れた秋月を写メ!エロい!
『俺撮さないでくださいね?』
『お前いなきゃ意味ねぇだろ?!』
確かに…
「確かに…」
「確かに…」
「確かに…」
「確かに…」
『こっち向いて秋月!笑って!』
『無理です』
この状態で笑ってとかキチク!
緒方まさかのドヘンタイ!
おっ!撮った!撮ったな!
後で見せてもらおう!むしろ送ってもらおう!
『……なぁ…触ってもいいだろ…?』
『……ちょっとだけですよ…優しくしてくださいね…』
「なに?!ちょっとマジで鼻血出そう!」
田沼っ!俺もう出てるかも!
『こんな感じ?』
『はい。あ、そうすると力抜けて気持ちいいです…』
「秋月声うっとりしてるよな?!」
してるよな?!
「俺も鼻血出そうだな…」
渡辺っ!やはり我らが部長!
「ねぇ、今回なにオチ?」
瀬川冷めてる!
『チュッ』
???!!!
『秋月可愛い…』
『俺男です』
「この会話本当に何回やるの…?」
「おい!今チューしたぞ!チューの音したぞ!」
絶対した!
『温かくて気持ちいい…』
秋月ダイタン発言!
『秋月…そういう言い方反則…煽んなよ…』
『……煽る?』
「もうダメだろ!」
えっ?!田沼の意気地無し!もっと聞きたい!
「ここは部長の俺が!」
おっ!
「散々楽しんでたけど渡辺カッコイイ!」
「お前ら!なにやってんだ!」
渡辺ってドア開けるのいつもカッコイイ!
バーン!!って感じ!
「あ、お疲れ様です。見てください」
「見せつけるな!と言いたいがちょっと見たい!結構見たい!かなり見たい!」
「渡辺、落ち着け」
「ニャー」
ニャー?!
「なにプレイ?!ネコ?!」
「おう!ネコだ!」
「ネコだ!じゃねぇよ!」
田沼なんで冷静にツッコんでられんの?!
秋月ネコ耳?!ネコ耳つけてんの?!シッポは?!
「いやホントに…」
「あっ!待って!」
うおっ!ケモノっ!ケモノが逃げた!ネコ?!
「あーあ…お前らが騒ぐから逃げちゃったじゃねーか」
あれっ?秋月制服乱れてない…ネコ耳もシッポもない…
えー……?
なんだよ…ネコ触ってただけかよ…
「お前らの会話毎回毎回紛らわしいんだよ!部室にネコ連れ込むな!」
確かに田沼の言う通りだけどさ…会話エロくてなかなか妄想ははかどった…
あーネコか…
ネコと秋月…
エロい…
「だって秋月がネコ抱っこしてたんだぞ?!下ろしてやれっつってもヤダヤダって首振って嫌がるんだぞ?!秋月が!クソ可愛いだろ?!もう連れてくるしかねぇじゃん!」
「アホか!どんな理由だよ!秋月はどんだけネコ好きなんだよ!一人占めしまくりだったじゃねぇか!」
田沼ツッコミ祭り開催中!
それにしてもネコと秋月か…
エロい…
「緒方さんグイグイ触るので。ネコ可哀想じゃないですか」
「だって秋月に抱っこされてるとかネコズルイだろ?!」
「ネコにヤキモチ妬くんじゃねぇよ!」
「俺も秋月に抱っこされたい!」
「ネコ可愛いですから」
「おい秋月!今のはツッコミ入れるとこだぞ?!」
「……え、どんな風にですか?」
「えっ?!”なんで緒方さんを抱っこしないといけないんですか”とか色々あるだろ?!」
「はぁ…確かに緒方さんを抱っこするのはちょっと想像出来ないですね…」
「秋月キャラ違くね?!前はもっとこう冷めた目で緒方の事見てたよな?!いつの間にやら完璧緒方に絆されてる!」
「それよりもあのネコ、たまに学校に入ってくるんですよ」
「それよりもとはなんだ!」
「あのネコ名前なんていうんですかね」
「お前もうネコの事忘れろ!」
「田沼さん犬派ですか?」
「んーどっちかっていうと犬かな…っておい!話し聞いてるか?!」
「俺も犬派です」
「……はっ?!えっ?!あれだけネコネコ言ってたのに?!」
「あーあ…秋月とネコ、可愛かったのになぁ…秋月のが可愛いいけどな!」
「俺男です」
「もうなんだコイツら…話しを聞けこのバカップルが!」
田沼のツッコミにキレがなくなってきた!
なんだよ…なかなかエロい場面にはソウグウ出来ないな…
うおっ!山っちと瀬川と渡辺着替え終わるの早っ!
あっ!そうだ!
「緒方!さっき撮ってた写メ送ってくれ!ネコと秋月!エロいだろ?!」
「ふざけんな井上!エロくなんかない事もない事もないような気がするけど!」
「どっちだよ?!」
田沼頑張るなぁ…
「とにかく絶対ダメだ!」
「ケチ!」
「ケチでいいもーん」
「緒方ガキだな…もう俺ツッコむの疲れた…」
「ガキでいいもーん」
ケチ!緒方のケチ!
「よし!秋月早く着替えろ!」
「おいっ!井上ふざけんな!見んなよ?!」
まぁとりあえず今日も秋月の脚線美しっかりタンノウしよーっと!
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