アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
未完成な復讐 【修正しました】
-
「ニャアー……ニャアァアッ、ニャァ」
「んんん……。」
次の日が土曜日だからといって、学校が夜10時に終わって、その後千秋と少しご飯を食べて、帰り着いたのが夜中の12時。
豆五郎の餌くれコールが出たのは朝5時半。
……すっごい……眠い……でも豆五郎の餌くれコールには敵わないし、つーか可愛いし……
「ニャア、ニャッ、ニャアァア」
「ん……待ってなー豆五郎……」
戸棚にしまっておいたキャットフードを取り出し、『豆』と書かれた皿に、ザラザラと入れてやる。
早く早くと急かすように、俺の足に爪を立てるが、普段から爪を切って手入れをしているせいで然程痛くない。
むしろ可愛いので許す。
「はい、いいよ。」
「ニャア」
皿を豆五郎の前に出して、『いいよ』と言うと、余程お腹が減っていたのか朝からガツガツ食べる。
豆五郎にも餌やったし……今日はバイト休みだし……もうちょっと寝よう…。
「豆五郎、俺もうちょっと寝るからね、」
「ニャアー」
豆五郎が返事をしたのを聞いて、また寝室に戻って、眠りにつく。
うとうとする中で、起きたら何しようかとか、芦屋の手紙も読んでないとか、豆五郎の餌を買いに行かなきゃとか、考えようとしたけど、睡魔に勝てず、俺はすぐにまた眠った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
40 / 145