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未完成な復讐 【修正しました】
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「橘ーご飯できた」
「はーい」
寝室に着替えに入った橘に声を掛けた。
今日は月1で橘が泊まりにくる日。
俺は橘の好物である唐揚げを作った。
前一緒に出かけた時に唐揚げ定食を2つも頼んでたし、好きなのかと聞いたら、大好きと聞いたので間違いないと思うが…
「ちょっと…作り、すぎ…か?」
唐揚げがてんこ盛りになった皿が3つ。
俺もそれなりに食欲がある方だから、作ったのはいいけど、これ、食べれるか?
橘は俺以上の大食いだからといって、張り切りすぎたかも…
「たーちーばーなーーーーッ俺、お腹空いた〜」
次呼んだ時には返事がなくて、なんだかムカッ、ってなった。
そこで我が家の天使、豆五郎を扉の前まで連れて行った。
豆五郎は扉をカリカリと手でさすったり、ニャアアっと鳴く。
「ニャアアッ、ニャア」
「ちょっ、待って待って、豆五郎も紘も!」
「はーやーくー」
部屋の中で、ガサガサと大きい音を立てて、うるさい。
一応プライベートもある訳だから、無闇に部屋に入ったりはしないけど……怪しい
「早くしないと豆五郎突入するぞ」
「待ってそれだけはやめて、本当にだめだから!」
「はいもうダメ、豆五郎いけ!」
「ニャアア」
扉を少し開けて、豆五郎投下。
そのまますぐに扉を閉めて中の様子に聞き耳をたてる
「わっ、こら豆五郎! それくわえたらダメ!
そっちも爪立てたらダメだって!!」
「ぷふっ」
「あーーー、待って待ってそのまま出ようとするなー!」
豆五郎が一通り暴れたらしく、扉をカリカリしている。
豆五郎が通れる隙間をつくり、中から何かを咥えて出てきた豆五郎。
……なんだ、これ。
豆五郎を抱き上げて、口に咥えていた紙を見る。
それは昨日橘宛に届いたアマゾネ(私達でいうアマゾン)の箱にあった説明書らしい。
『これ1つで彼女もフニャフニャのトロトロに❤︎
快感ローション 3本セット
&
3つの振動でフニャトロになるまでオナニーしちゃおう!
ブルブルオナニー 』
「なっ、なんじゃこりゃっ?!」
「わあああああ!!!!!!!」
部屋から勢いよく出てきた橘が、俺の手に持っていた紙を取り上げて、また部屋に戻った。
豆五郎は橘と俺の声にびっくりしてリビングに逃げてしまい、俺は俺でびっくりしたというより、なんかもうわからなくて、とりあえず頭真っ白なんだが……
「ちょ、おいっ橘、 今の何だよ!
快感ローションとか、ブルブルオナニーって」
「く、くっ口に出して言わないでっ!」
「お前もしかして、それ使うの?!」
「使うわけないだろ?!」
バンッ、ってまた勢いよく出てきて
普段澄ました表情の橘が、耳まで真っ赤にして俺を見下ろす。
左手には先程の紙を持っていてグッシャグッシャにされていた。
「……言っとくけどあれは僕が好きで頼んだわけじゃないからね」
「え、でもそれお前の名前宛だろ?」
「……嘘だと思うけど、今から説明する事本当だからよく聞いてて……」
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