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未完成な復讐 【修正しました】
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後日部活終わり。
「あーしーやーくーん?」
ちょうど制服に着替え終わった僕に、にやにやして気持ち悪いくらいの笑顔を浮かべる部長。
まあ多分予想はしてるけど…あの荷物のことだろうな……
「で、で? 俺があげたプレゼントどうだった?
いい感じか? おいおい?」
「……そんなに聞きたいですか?」
「あったりまえだろ!もし良かったなら、俺も買って、彼女が出来た時に備えておかないとじゃん?」
…部長の彼女になる人って絶対変なプレイとか、玩具とか試されそうで可哀想だな……
まあ、今回部長のおかげと言っていかもしれない。
今までキス止まりだった僕らを、一歩進めてくれたのは紛れも無い部長の余計な買い物だから。
そこらへんはまあ、まあ…有り難いし
「…お陰様で恋人の最高にエッチな一面も知れたので、ぜひ部長も使ってみてください。
彼女がいれば、の話ですが。」
「っうわ、今までに見たことねえような表情しやがって〜〜
お前どんだけ彼女のあんなとこや、こんなとこ見てんだよ、やらしいやつ!」
「元はと言えば部長の余計な買い物のせいじゃないですか。
僕はそれを有効に使ったまでです。」
「ちっくしょーーー! 俺も彼女ほしーぞー!!!」
部長には内緒だけど、本当は使ったのはローションだけで、玩具は使っていない。
それに紘に玩具を使って、僕しか知らない紘の表情とか、声とか、仕草を他の男に知られるなんて、虫唾が走るだろ?
「じゃあお先に失礼しまーす」
「芦屋、覚えてろよ! いつかお前の彼女よりいい女捕まえて、あの玩具でヒィヒィ言わせてやるからな!!」
「僕の恋人は、部長の彼女よりも可愛いって事わかってるので興味ないです
失礼しまーす」
「芦屋ーーーー!!」
部長の怒声を無視して携帯に入ったLINOを表示する。
『早く帰ってこないと豆五郎が待ってるぞ!
俺も!』
と、豆五郎の写真付きで送られてきたメッセージ。
相変わらず、僕の恋人、高槻 紘は可愛いなと実感する。
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