アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
未完成な復讐
-
「はぁ…っきつ…」
後、15分なのに
身体がだるくて、きつくて本当にやばい…
寒いのに…顔は火照って熱い
「コホコホっ」
さっきよりも咳が出る
やばいって……あと少し、あと少しだ…
「あ゛〜〜……」
フラフラする、喉も痛い頭痛い……
明智さんが作った料理を持って行こうとすると、エプロンを引っ張られた。
フラフラしながら背後に振り向くと、エプロン姿の橘が立っていた。
「…橘、おつかれ…」
なるべく悟られないように、バレないようにニコッと微笑む。
風邪引いてるのがバレたら多分…いい顔しないだろうし…
「紘、顔赤いけど、どうしたの?」
「え? ああ、今日ちょっと暑い、だけ、うん」
「………」
「な、なにっ?」
「店長ー、ちょっと高槻さんと裏いきます」
「はっ? ちょっと何言って、「いいよ〜」
「ありがとうございますー!」
俺は橘にずるずると引っ張られように、裏に連れて行かれた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
80 / 145