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未完成な復讐
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「あーー」
どうしよう…紘の誘惑に耐えられなくなってる…
前は手を繋いだり、抱きしめるだけで満足だったのに、最近は僕の方がもっとって求めちゃってる。
もっと紘の深くまで僕を刻みたいな、なんて思って昨日も紘の家で1人でシてたなんて言える訳もなく…。
「んんんん……やばいってほんとに…」
思い出しただけで勃ちそう…
紘と付き合い始めて、僕は前よりも自慰の数が増えた。
半年に数回だった僕は、今では毎日のように紘の事を思い出して自分を慰めてる。
酷い時には脳内で紘を犯して、啼かせて、犯して、紘をぐちゃぐちゃにして…
『たちばな…ッ…もっ、と…ほしぃ』
『きも、ちぃ…っンぁ…お、くぅ…もっと…』
脳内の紘が僕を求めて、もっともっと、っと強請るのがすごく色っぽい。
前に紘におもちゃを使おうとした時なんて僕のナニがどうにかなる所だった。
「……はぁぁぁ……」
「ねえ。あっしーさっきから何してんの?」
「悠人…」
机の上で項垂れる僕の、前に座り悠人は問い掛ける。
いちご味のポッチーお菓子を食べながら「あっしー目立ってたよ」という。
「…だって聞いてよ、悠人、僕の恋人やばいんだって、」
「へえ。何がやばいのー?」
「ナニもかも!! 僕、このままじゃただのケダモノになっちゃうよ…」
「何言ってんのーオトコノコはみんなケダモノでしょ?」
「そうなんだけどさ」
「変なあっしー」と言い、悠人はお菓子を食べ続ける。
僕は僕で、また机の上で項垂れる。
紘は病人なのに、僕はケダモノだ……
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