航海の途中で両親が事故にあい、父を失ったシンク。どうにか母は命をつなぎとめたものの、重体で、命を救うためには莫大な治療費がかかる。十代の少年であるシンクにそれを賄える余裕などなく、途方に暮れていたところにルドルフ親子が現れて取引を申し出た。
『私は君のような美しい少年を探していた。私の養子になるなら母親の治療費は全て負担しよう』
慈善家ならまだしも、そんなうまい話があるわけもない。そう分かっていながら、母の命を救うため、シンクはルドルフの養子となった。
そして、その日を境にシンクの運命の歯車は狂い出して行く。
ルドルフとその息子アレクセイの手によってシンクの調教がーーー国王主催の奴隷オークションに出品するための躾が始まるーーー。

★お気に入り、イイネ等ありがとうございます(*´꒳`*)
亀更新で申し訳ございませんが、お付き合いいただけたら幸いです★