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歌姫の昂り
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「理由言えねぇなら行くぞ」
「はあ?ちょっ……」
結局断り切れなかった……
仕方ない、2・3曲歌ったら喉痛てぇとかいってアイツに適当に歌わせればいい。
「ほら、お前から歌えよ、渚」
「はあ?誘ったのお前じゃん、やだって言うの無理矢理連れてきたのもな?だからお前からな、基樹」
「仕方ないなぁ、俺はお前の聞きたくって誘ったんだがな」
「モトの後になら歌うつってるだろ?」
「はい、はい」
恋人の基樹ことモトに無理矢理連れてこられたカラオケでいつもみたいに、じゃれあうような戯れをして、幸せを感じる。
歌ってるモトの歌声はボーカルしてる俺と比べれば劣るのだろうが、音程を外すこともなければ中々の声で歌っている。
俺やっぱモトのこと大好きすぎるわ。
やべぇ、これマジでカッコいい。
少し低音なモトのボイスは俺とセックスの最中、耳元で囁かれる声に似ていて身体が無意識に火照る。
……俺、今からこんなんで歌って大丈夫かよ。
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