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匡灯が放った短冊を綺麗に避ける白銀。
「避けるのは、想定内だ」
匡灯は指を鳴らした。
すると、短冊が爆発をした。
「!」
爆発、それをも白銀は避ける。
チリッと焦げる臭い。
爆風の煙りから匡灯が現れ、白銀目掛け拳を振りかぶるも白銀はソレを躱す。
「チッ」
避けられた匡灯は舌打ちをし、後方に下がった。
「匡灯様、単体でなんて無茶ですよ!オレ達も戦います!」
「うん!戦うよ!」
「……ダメだ。お前達は見ていろ」
匡灯は再び短冊数枚を手にし、白銀に向けて放った。
白銀はソレを避ける。
「お前は、あきらを迎えに来たんじゃないのか」
「……」
「話さなくて良い。話したところで理解できるかは別の話しだからな」
短冊をさらに白銀に放つ。
「ランドウ、匡灯様はなにをしようとしてるの?」
「攻撃の機会を伺っている、のだと思います」
「?」
アスマは匡灯と白銀を見詰めた。
「ほら、お前も俺に攻撃して来いよ」
「……」
匡灯は短冊数枚を手にし、白銀を挑発した。
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